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内見ゼロで賃貸契約!?先行申込と先行契約の違いを徹底解説 ~賃貸物件を借りるときに知っておきたい知識~
  • 内見ゼロで賃貸契約!?先行申込と先行契約の違いを徹底解説 ~賃貸物件を借りるときに知っておきたい知識~



     

     
    「完成前」や「退去前」の賃貸物件でもお申込みが出来るんです!
     賃貸物件を契約する際に耳にする「先行申込」と「先行契約」ですが、この二つには明確な違いがあります。先行申込とは、物件を内見する前に事前に申込みを行い、入居審査を進める仕組みのことを指します。内見後に物件が希望に合わない場合でも、その時点でキャンセルが可能です。一方、先行契約は内見をせずに契約書を交わす方法であり、一度契約を締結すると基本的にはキャンセルができません。そのため、先行契約には慎重な判断が求められます。どちらも「人気物件の早期確保」という目的には役立ちますが、その仕組みとリスクを十分に理解した上で選ぶことが重要です。
    また、先行申込・先行契約どちらで受け付けているかは貸主や管理会社が決めています。


    《目次》 
    ◆1.「先行申込のメリットとデメリットを徹底分析」
    ◆2.「先行契約のメリットとデメリットを徹底分析」
    ◆3.「どちらを選ぶべき?先行申込と先行契約の選び方」
    ◆4.「先行申込・先行契約の注意点と契約前に確認すべきポイント」



    1.「先行申込のメリットとデメリットを徹底分析」
    ✅先行申込の大きなメリットとは?
     
    先行申込の最大のメリットは、他の希望者よりも早く物件確保に向けたステップを踏める点です。特に人気物件や好条件の賃貸住宅では、競争率が非常に高く、タイミングが遅れると希望条件に合った物件がすぐに埋まってしまうケースがあります。しかし、先行申込を利用すれば、入居審査を進める前に物件の仮押さえができるため、スムーズな引越し計画を立てることが可能です。

    ✅内見後にキャンセルできる安心感
     
    先行申込では、内見後に物件がイメージと異なる場合でもキャンセルすることが可能です。内見前に申込みが完了しているため、内見できる頃には他の競争がなく、じっくりと検討する時間が確保できます。この仕組みにより、契約後に後悔するリスクが低減され、不安を最小限に抑えながら自分に合った賃貸物件を探せます。この点は、先行申込の特に大きな魅力といえるでしょう。

    ✅複数申込みは基本NG
     申込みをするということは「物件を見学して良かったら契約する」ことが前提となります。その為、申込前に物件の募集要項や所在地、住環境、近隣買い物施設、日当たりなどを確認しておきましょう。また、複数の物件を申込すると管理会社の入居審査で引っかかり、不誠実とみなされて入居審査NGとなることも少なくありません。
    複数の先行申込はやめましょう!

    ✅先行申込が向いている人とは?
     先行申込は、内見後にしっかりと物件を判断したい方や、キャンセル可能な安心感を大切にしたい方に向いています。特に、初めて賃貸契約を行う方や、物件選びに慎重な方に最適です。また、忙しいスケジュールの中で物件探しを効率的に進めたい場合や、内見前の情報だけでは判断が難しい場合にも適しています。一方で、確実に物件を確保したいという方には、先行契約の方がより適している場合があるため、目的や状況に応じて選ぶ必要があります。

    2.「先行契約のメリットとデメリットを徹底分析」

    ✅人気物件を確実に確保するメリット
     先行契約の最大のメリットは、競争率が高い人気物件を確実に確保できる点です。不動産市況にもよりますが、特に繁忙期や人気エリアの賃貸契約では、物件がスピーディーに埋まってしまうケースが多々あります。先行契約を利用することで、他の希望者よりも早く契約を進めることが可能となり、自分が希望する物件を逃すリスクを低減できます。また、退去前の物件であっても契約を優先的に進められるため、入居タイミングの調整がしやすいです。このように、物件確保の競争において大きなアドバンテージとなります。

    ✅内見なしの契約によるリスク
     一方で、先行契約には内見を行わないまま契約するリスクがあります。実際に物件を見ずに契約を進めるため、大きなイメージの違いが生じる可能性があります。間取り図や写真だけではわからない細かな設備の状態やお部屋の広さといった要素は、実際に住み始めてから不安材料として浮上することもあります。特に、退去前の物件の場合、現状の内装やクリーニングの状態がわからないため、慎重に判断する必要があります。

    ✅キャンセル不可の条件に注意
     先行契約において注意すべきポイントは、一度契約を結んでしまうと原則としてキャンセルができない点です。これは、見学前に契約を締結するためです。そのため、契約内容や重要事項説明をしっかりと確認した上で先行契約に進むことが重要です。契約後に気が変わった場合や物件に不満を持った場合でも、キャンセルが難しいため、慎重な判断が求められます。
    キャンセル不可の為、もちろん複数への物件申込はNGとなります。


    ✅先行契約が適しているケースとは?
     先行契約は、特定の条件を満たした人やケースに適しています。例えば、どうしても入居希望日が決まっていて優先順位を高めたい場合、もしくは物件の競争率が非常に高い人気エリアで物件を失うリスクを避けたい場合などです。また、繁忙期など短期間で物件を押さえる必要がある際にも非常に有効です。ただし、内見ができない点やキャンセル不可といった条件があるため、自分の希望条件を事前に明確にし、不足がないかしっかり確認した上で進めることが重要です。

    3.「どちらを選ぶべき?先行申込と先行契約の選び方」

    ✅ 自分に合った選択をするポイント
     
    先行申込と先行契約のどちらが良いかは、契約者自身の状況や物件の条件によって異なります。急ぎで引っ越したい方や、人気エリアで競争率の高い物件を狙っている場合は、迅速な判断が求められます。一方で、慎重に選びたい方にとっては、内見後のキャンセルが可能な先行申込の方が向いているでしょう。自身のライフスタイルや優先順位を整理した上で選択することが重要です。

    ✅物件の状況と競争率を考慮する
     物件の競争率も選択の大きな決め手となります。特に人気物件では、申込みの順番や手続きのスピードが重要です。先行契約は早い段階で物件を確保するのに適していますが、その分内見なしで契約を進めるリスクを負う必要があります。逆に、競争率がそれほど高くない物件であれば、内見後に判断できる先行申込の方が安心です。

    ✅内見の有無を重視する判断基準
     内見の可否やタイミングも、どちらを選ぶかに大きな影響を与えます。物件がまだ居住中の場合や内見まで時間がかかる場合、写真や間取り図だけでは不安を感じることもあるでしょう。このようなケースでは、内見後にキャンセル可能な先行申込を選ぶことで安心感が得られます。一方、時間的余裕がなかったり、競争率が非常に高い物件の場合は、内見なしでの先行契約を検討する必要があります。

    ✅契約後のキャンセルリスクを理解する
     先行契約を選ぶ場合、契約後のキャンセルが基本的にはできないため、このリスクを十分に理解しておくことが重要です。特に内見を行わずに契約を進める場合、予想と異なる点が後から判明する可能性があります。そのため、重要事項説明や契約書の内容を十分確認し、リスクを最小限に抑える工夫が必要です。契約後のトラブルを防ぐためにスムーズなコミュニケーションを心がけましょう。

    4.「先行申込・先行契約の注意点と契約前に確認すべきポイント」

     重要事項説明をしっかり確認する先行申込や先行契約を進める際、重要事項説明は必ず確認を怠らないようにしましょう。不動産取引において、重要事項説明は賃貸契約を結ぶ前に必ず行われる重要な手続きです。特に先行契約の場合、内見を省略するケースが多いため、周辺環境や物件の設備、条件について隅々まで確認することが必要です。また、退去時のクリーニング費用や更新料など、将来的な支払い義務が含まれている場合もあるため、不明点はその場で明確にすることを心掛けましょう

    ✅家賃や初期費用の詳細な確認
     賃貸契約を進めるにあたり、家賃や初期費用の詳細な金額を確認しておくことは非常に重要です。先行契約では特に初期費用の支払いが内見前に必要となるため、トラブルを未然に防ぐためにも家賃や礼金、敷金、その他諸費用などの内訳をしっかりチェックしておくことが大切です。また、初期費用の一部が契約成立後に返金されないケースもあるため、契約書や事前説明に記載されている条件を入念に確認してください。

    ✅クリーニングや退去後の状況リスク
     賃貸契約において、退去時のクリーニング費用や修繕費用の負担割合は物件ごとに異なります。先行契約や先行申込をする場合、退去後の物件状況のリスクを考慮し、事前に負担されるコストがどの程度発生するのかを確認することが大切です。特に、退去時のハウスクリーニング費用が高額になる場合や内見できない物件では問題が発覚しやすい点も留意しましょう。不透明な項目があれば、不動産会社にその場で確認すると安心です。

    ✅契約書を読む際のチェックポイント
     賃貸契約における契約書は、後々のトラブルに直結する大切な書類です。先行申込や先行契約を行う際は、特にキャンセル規定や違約金の発生条件について詳細に確認してください。また、契約書に記載されている内容が物件広告や重要事項説明と一致しているかどうかも重要です。仮に不一致があった場合は、早めに指摘し修正してもらうことを忘れないようにしましょう。契約書は賃貸契約の全てを網羅した文書であるため、内容をしっかり理解した上で署名を行うことをお勧めします。


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